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”林間の家”上棟 そして

 

先日のことになりますが、"林間の家"が上棟しました。

一部、2階がぴょこっと凸になった”ほぼ平屋”

大きな屋根が特徴の住まいです。

 

 

△南面、屋根の架かったデッキ

 奥(西面)までつながる

 

△西面のデッキ

 冬季は葉が落ち、南アルプスの山々が望める。

 軒下にサウナが置かれる予定。

 

 

そして、この住まいには大きな特徴がもう一つ。

 

屋内配線が出す電磁波から身体を守る

オールアース住宅®︎の採用です。

 

まだまだ一般的でない電磁波対策の施工。

こちらの現場の方々にとっても、やはり初めてのこと。

 

そこで、オールアース施工の特徴や手順を説明しなければなりません。

電磁波の仕組みや導電性シートという特殊な素材の貼り方など

大工さん、電気業者さんへ説明する時間を頂きました。 

 

いつも以上に職人さんに一手間、二手間お願いしなければなりません。

 

真剣な目つきと質問も出るこの状況に、安心しました。

協力的な職人さんばかりで良かった。

 

電磁波に対する素朴な質問も出たくらい。

やはり、みなさんどこかで気にされているんですね。

この現場をきっかけに、一人でも関心持つ方が増えてくれたら嬉しいです。

 

 

せっかくなので、電磁波測定士の仲間にも集まって頂きました。

山梨、長野、東京、そして福岡から

平日にもかかわらず、計16名。

 

レクチャラーは、インストラクターでもあるベテラン測定士の伊藤さん。

とても分かりやすく説明する伊藤さん。

私も大変勉強になりました。

 

 

現場説明会の後は、近くのレストランに場を移し

食事しながらのお話会。

 

本職は医師、看護師、治療家、銀行員、大工、農家など様々。

それぞれの仕事や生活の中で、電気と人との関係に気付いた人達と

意見を交わし、交流を深めました。

 

衣、食、住、教育、医療・・・

この仲間たちからの学びは多い。

私にとっては、この出会いがとても貴重で、財産である。

感謝しかない。

 

 

人には生活に好ましい温度や湿度があるように

人には好ましい電場や磁場の数値がある。

 

 

バウビオロギー(建築生物学)では、

着目すべき環境要素を4つあげている。

 

温熱、湿度、空気、電磁波

 

すべてにおいて、好ましい住環境を創るために

学び、そして、実践していこうと決意を新たにした一日でした。

 

 

完成は、6月の予定。