昨年末に竣工・お引渡した新潟市西区「まちを望む家」(N-House)
延期になっていたウッドデッキがようやく施工されました。
デッキ材が敷かれたことで、
リビングとのつながりが増し、より広がりが生まれました。
施工前後を比較すると分かりやすいですね。
FRP防水のグレー色も隠れ、随分とスッキリした印象にもなっています。
この窓を開放して過ごせる日までもう少し。
春が待ち遠しいですね。
さて、今回敷き詰めたウッドデッキですがー
実は少し特別な加工を施しました。
上の写真は、工場での事前の準備、加工後の仮組のものです。
何が特殊か、お分かりになりますか?
色ではありませんよー
ちなみに、材は外壁同様に杉。
エコウッドトリートメントという木材の保護材を塗布したもので
このような落ち着いた色あいになっています。
さて、私自身初めて依頼した特殊なこととは・・・
形状です。
デッキ材を”かまぼこ型”にして頂きました。
杉材をデッキ材に採用するにあたり心配なのは、水による腐食。
外壁のように、雨に当たっても水のキレが良ければ心配ないのですが
平なデッキ材では、溜まった水が大敵。
耐久性を損なうリスクが高まります。
そこで、水のキレを少しでもと思い、傾斜をつけるためこの形状を依頼しました。
言うのは簡単ですが、可能はやはり難儀。。。
それでも施工の若月商店、監督のKさん、棟梁Iさんは快くチャンレジしてくれました!
手間はかかるけど「より良いものを」という気持ちが
本当に嬉しいです。