昨年夏より準備を進めてきた「田園を望む家.Ⅱ」
確認申請、地鎮祭が無事終わり、いよいよ来週より着工です。
タイトルの通り、一番の特徴が”ロケーション”
目の前に広がる緑の絨毯と山々。
四季折々の風景を望みながら暮らすことのできるこの場所に
家を建てると決めたことで、
家づくりはほぼ終わったのではないかと思えるほどに
圧倒される風景。
施主Hさんからの要望、そしてこのロケーションを踏まえ思案した結果、
誕生したのが”土間”と”薪ストーブ”のリビング。
キャンプが趣味のHさんの要望から、
庭と土間リビングをスムーズにつなげることで
外でも内でもアウトドア感覚で暮らせる住まい。
夏は庭でバーベキュー
冬は薪ストーブを眺めながら
年中、炎を楽しめる暮らし。
薪ストーブはその家、その家族の在り方に大きな影響を与える。
便利なモノゴトが多い世の中で
決して便利とは言えない薪ストーブを選択する意味は大きいと思う。
薪集め、薪割り、着火、寛ぎ方、
今までの生活と大きく変わる。
物理的にも精神的にも家族の中心的存在。
不便さや大変さを許容し、その向こうにある魅力を求めるー
豊かな暮らしのきっかけが薪ストーブにあると思えてならない。
気がつくと、「土間」と「薪ストーブ」の実績が増えてきた。
私自身、「土間」「薪ストーブ」の魅力に惹きつけられていること
そして、それを求める施主との出会いが続いたこと
このご縁には本当に感謝です。
設計が楽しくて仕方ありません。
ということで、
「土間」と「薪ストーブ」のある家を振り返ってみるーーー
▽大きな一枚屋根の下で/阿賀野市
▽つなぐ家/南蒲原郡田上町
▽ナカドマの家/新潟市秋葉区