小さなお店の改装

昨年末にリニューアルした「ほのかなのか」。

 

 

デザインを始めるにあたり頂いた主な要望は、

「約12帖をバックヤードと販売スペースを分けたい」

「一年後には移転する可能性もあるので、費用は抑えたい」というものでした。

 

そこで私は

「特殊な材料は使わず、一般流通材を使う」「撤去・移設しやすい造り」をベースに

そして、商品である「米粉ビスコッティ」から連想した「デタラメ張り」を提案。

 

根太や野縁といったどこの現場でも必ずと言っていいほど使われている木材使い

デタラメに留めていく。

 

”デタラメ”と聞くと簡単そうに思えますが、実はこれが一番やっかいで....

 

全くのデタラメでは大工が作業できないので

”こことここはコレ”と一定の規則性をもたせ、”この間は大工さんに委ねる”という

規則と不規則を融合させる。

 

大工も現場で考えながらでないと作業が進まないので、嫌がられがち....

それでも施工のユーハウス五十嵐さんはじめ職人たちは

「こんな感じになるんだねー」と楽しみながら作業にあたっていました。

 

おかげで、不規則から生まれた均一ではない陰影が

お店や商品のイメージにぴったり合う空間となりました。