9月とは思えない酷暑の昨日、
いよいよ赤沢保育園の工事が本格着工となりました。

解体工事が無事終わり、新築工事の第一段階は杭工事。
深さ20m近くまで、鋼管杭を打ち込みます。


直径30cmの杭を3本継ぎ足していく。
住宅の地盤改良工事では、数打って面で強度を確保する考え方が主流。
一方、今回は建物の荷重だけでなく、地震時の液状化にも対応するため、
一本一本に強度を持たせた杭。
サイズや長さが全然違う。
建築の教科書やカタログでしか見たことない.....
一本目の施工状況をチェックするための立ち会い。
どこかソワソワとした気持ちの中での始まりです。

先ほど「打ち込む」と書きましたが、
実際は回転させながら押し込んでいくため、振動はありません。
これなら、近隣にお住まいの方も安心。

杭の継ぎ足しには、溶接。
凝視は厳禁!!
だけど、思わず見てしまう.....^^;;;;;;;;

私に経験がないことは施工側は承知していますので、
杭業者や現場監督の方から、進捗に合わせその都度説明をして頂きながら
一本目が終わるを見届けることができました。
この杭工事には高額な費用がかかっています。
正直、内容と金額にピンと来ていませんでしたが、
この専門業者の仕事ぶりを通して、納得できました。
最終的には、全く見えなくなるものだけど、
とても頼もしい存在へと変わりました。
先週末、執り行われた地鎮祭の様子です。


「刈初の儀」。
鎌入れをし、草を刈らせて頂きました。

来春の卒園式は新園舎で行って頂きたい。
大変タイトなスケジュールですが、
チームあかざわ、一丸となって進んでいきます!
■チームあかざわ
施主:守孤扶独幼稚児保護会
意匠設計:エヌスケッチ
トクモト建築設計室
構造設計:ハシゴタカ建築設計事務所
設備設計:宙央設備設計室
施工会社:吉原組
アドバイザー:佐藤将之氏(早稲田大学准教授)
赤沢保育園保育士の皆さま・理事の皆さま
アドバイザー? 佐藤先生??
この辺については、後日ブログに書きたいと思っています。