「笹川流れの家」の打合せのため訪れた宇都宮市。
施主の油博商事Aさんから、宇都宮の建築を案内して頂きました。
そこで実感したのは、新潟とは違う風土・地域性でした。
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宇都宮と言えば、「大谷石」
その地域性が顕著に現れていたのは「蔵」でした。
土蔵が多い新潟とは違い、宇都宮では大谷石。
まず、最初に訪れたのは、道路の両側に石蔵が立ち並ぶ芦沼町集落。
石造りの建物が並ぶ景観は日本ではあまり見かけない特徴のある雰囲気です。
また、道幅と建物高さのバランスの良さにも目を引きました。
最近少なくなっているヒューマンスケールの町並みです。
稲作が盛んな芦沼地区ですが、現在、蔵は使われていないとのこと。
なんだか、勿体ない....
リノベーションしてレストランやカフェにしたら素敵な空間になりそう。
と思っていたら、ありました。
石蔵をリノベーションしたレストランが。
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その名も「石の蔵」という和食レストラン。
築60年ほど経つ業務用倉庫をリノベーションしたレストランで、
大変人気があるとのこと。
内部も気になるので、ランチをと思ったら予約でいっぱいと....
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翌日の予約が取れたので、なんとか食事と空間を堪能することができました。
薄暗い中にスリット状の開口から効果的にひかりが差し込む、落ち着く空間。
大谷石の重厚感と温かみを感じる空間でもありました。
食事も美味しく、人気店であることが頷けます。
宇都宮へ行った際には是非。オススメです。
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そして、近年の建物も見れました。
宇都宮市の隣町にある、「宝積寺駅」です。
設計は隈研吾建築都市設計事務所。
駅舎だけでなく、ちょっ蔵広場というイベントスペース併設する建物も
合わせて設計されています。
大谷石の使い方が特徴的で、初めて訪れた人にも地域性を
印象づけさせられる設計となっていました。
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油博商事さんには、打合せだけでなく建物の案内の時間までとって頂き、
大変楽しく充実した二日間となりました。
ありがとうございました!
「笹川流れでの夏」までは、まだまだ時間がかかりますが、
楽しみにお待ちください!
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宇都宮と言えば「餃子」、だと思っていましたが...
「ソウルフードは、やきそば!」とのこと。
知りませんでした.....
やきそば専門店、新鮮でした。
そして、とても美味かったです!!