「大学のセミナーハウス」
突然ですが、これは今年の一級建築士設計製図試験の課題名です。
そして、私は明日から、講師としての”短く長い””熱い”夏が始まります。
「セミナーハウス」と言うと、研修だけでなくレジャーの要素もあり、
リゾート地のような環境に建っているイメージありませんか。
最近は利便性や地域との連携を重視し、駅周辺に建てている大学もあります。
大学に対して求められていることが変わってきているのでしょう。
ですので、どちらのケースで出題されるか分かりません。
ということはどちらでも対応できるよう学習しなければなりません。
周辺環境に合せた提案力が試される試験となりそうです。
先日、予めチェックしてあった建物を
早速見学をしてきました。
見学先は日本大学セミナーハウス。
見学予定はなかったのですが、
地元南魚沼に行く用事ができたため、
その際に急遽訪問。
突然の訪問にもかかわらず快諾をして頂き、
ゆっくりと見学することができました。
写真右端のピンク色の建物がそれです。
八海山スキー場に隣接し、
レジャーには絶好のロケーションです。
試験として重要になってくるポイントを確認しながら、館内を一通り見学。
「大学のセミナーハウス」には、初めて入りましたが、
実際に見学することでイメージは掴み易くなりました。
再来週は、類似用途の建物をもう2箇所見学予定。
次はアポイントがあるので、さらにじっくり見学できると思います。
食堂は八海山をパノラマビューで楽しるよう、
扇型の平面形状となっていました。
開口部の天井高を抑え、上下の視界を絞ることで、
パノラマ感をより強く演出した、居心地のよい
空間でした。
最後に、
職員の方、いろいろとありがとうございました。