最近は実施設計と入札後の見積調整等のため、やや引き蘢りがちな毎日....
ですが、頭の整理と健康管理と思い、近所の遊歩道を”極力”毎日、ウォーキングするように心がけております。
ところが、昨日は朝できなかったので... 夕暮れ時に。
緑に囲まれた清々しい朝の雰囲気から一転、
とても落ち着きある雰囲気になっていました。
遊歩道には、オレンジ色の街灯が点在し、
低い位置にも配置されています。
光の重心が低くなり、歩行者にぴったり。
そして、規則的で青い白い光とは違い、温かみがあります。
やはり、光の効果は大きいなと改めて感じました。
住宅を設計する上でも、この光の重心と光のえくぼを熟考しながらレイアウトを進めています。
その光は何を照らすのか、どう使う光なのか、いつ使うのか、など
生活や行動パターンを考慮しながら、「適光適所」となるように。
不特定多数の方が利用する一般建築物では、難しいところもありますが、住宅においては、
そこに住まう人に対しての感覚的なところも大切にしたいと思っています。
あえて暗がりをつくることで、同じ照度でも明るく感じさせることもできるし、
同じ光でも、配置によって空間が広く感じさせることもできる。
光と生活、光と空間、結びつきが強い分、照明計画はとても面白い。
そして難しい。
只今、実施設計進行中のNj-House。
外部デッキとのつながりが強いので、
光でも中と外とをツナゲていきます。