昨日、調べものがあり、新しくなった燕の市役所へ。
尋ねてみたら、今週火曜日に新庁舎での業務が始まったばかりとのこと。
ピッカピカです。良いときに来ました(^_^)
用事を終わらせと
カメラとコンベックスをカバンから取り出す私。
勝ってに建物探訪スタートです
キョロキョロ。 パシャ! すりすり。
どうみても、怪しい人です。
さて建物はというと、
開放的な印象と、きれいにまとまったデザインで大変好感の持てる建築でした。

カーテンウォールに面しながら、吹抜を介して視界が上下階と繋がりとても開放感があります

ガラス越しに、水がはられた田んぼが一望できます。夏、秋と景色の変化が楽しみになりますね。

採光への考慮、西日対策でしょうか。
または南北に走る国道や地形に合せた向きなのでしょうか。
建物の向きが明確に南北に開き、東西に閉じたデザインとなっていました。

建物に向きを与えることで眺望へのデザインが明確になり、山や田んぼへの視線が強調されます。
どんなコンセプトがあるのだろうか、自分ならあの環境でどう建てるかなとか考えながら、運転...
戻ると早速、新庁舎の基本設計図書を検索。
そして、只今計画中の新発田市新庁舎の設計図とも比較。
立地条件、背景が全く違うので、当然設計アプローチも違うし、カタチも違う
比較することが目的ではなく、どうしてこうなるのかを確認することが大切。
そうすることで、よりその建物が理解できるし、勉強になる。
地域や地形とどう向き合うか。
建築の建て方について熟慮する大切さを改めて痛感しました。
今日もまた思いがけず、良い刺激をもらいました。

新発田と燕の基本設計説明書
長岡は検索しても出てこない...

先日竣工したKo-Houseも視線の向きを固定したデザインでした。