小諸はとにかく寒い。
2月の朝は、-10℃以下になることも。
一日中氷点下。
寒さが新潟とは大違い。
当然、建物に関しても違いが出てきます。
求められる断熱性能はもちろん違いますが、
特に違いを感じたのが、「凍結深度」という言葉。
「地面が凍結して建物を押し上げる危険があるから、
凍結しない深さまで基礎を深くしましょう。」ということ。
よって、Ko-Houseの基礎は-70cmの深基礎にしなければならず、
折角深く掘るのであれば、半地下のような空間に利用できるのではないか、
また、眺望を考えると生い茂る木々の根元に視線が近い方が見え易い、という点も考慮し、
半地下のLDKとなりました。
板状の断熱材が張られたところが外周部の基礎。
フロアレベルはGL-300
断熱材に包まれた半地下はきっと暖かいでしょう。
大工さんの休憩も寒冷地仕様 (^_^)
「こんな寒い現場は初めて」だそうです。